キャリアアップ

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キャリアップについて

当院では看護師のスペシャリストが多く働いています。
今後、スペシャリストを目指す方に対する支援も充実しています。

教育支援制度

教育支援は参加費や交通費等の一部を負担する研修費の補助、資格取得に必要な学費等の貸付、時短勤務等の勤務体制の変更があります。
施設基準に関するものや病院の指示による研修は、費用の個人負担はなく出勤扱いになります。
認定看護師の受講や特定行為研修等は、補助金の活用や研修中は勤務扱いにするなど、生活面を気にすることなく安心して受講できる環境となっています。

認定・特定看護師

感染管理認定看護師 1名
手術看護認定看護師 1名
皮膚・排泄ケア認定看護師 1名
訪問看護特定認定看護師 1名

認定看護師のメッセージ

感染管理認定看護師三代 亜矢

認定分野と活動内容を教えてください。

認定分野は「感染管理」です。
院内における感染リスクを低減するために、「実践」・「指導」・「相談」の3つの内容に則って、感染予防と対策、医療関連感染の発生状況の監視、職業感染対策、院内業務に係わるすべての職員への感染対策指導、病院環境のファシリテーター、感染管理システムの構築等の業務を行っています。

資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?

院内で長年感染防止対策委員として活動しており「この経験をもっと活かせないか」「自分の財産にできないか」と考えたことがきっかけです。臨床経験が10年ほど経過した頃で周りが指導者研修や管理者研修に参加し始めていたこともあり、「自分にしかできない何かをしてみたい」という気持ちがありました。

認定看護師を目指している皆さんへメッセージ

認定看護師としての活動は精神的・体力的に大変なこともありますが、組織の中で仲間と協力しながら取り組み、成果を出せた時はとても達成感があります。
1つの分野を極めることで院内だけでなく院外の活動の幅を広げることもでき、大きなやりがいを感じながら働くことができると思います。

皮膚・排泄ケア認定看護師 藤 陽子

認定分野と活動内容を教えてください。

認定分野は「皮膚・排泄ケア」です。
英語表記では「Wound(創傷) Ostomy(ストーマ) and Continence(失禁)Nursing」とされており、この頭文字をとってWOCナースと呼ばれています。スキンケアを基盤として、創傷ケア・ストーマケア・失禁ケアに問題を抱えた患者さんやそのご家族の看護を実践・指導しています。さらにはその対象患者さんに関わるスタッフへの指導・教育、地域の関連施設などを対象とした研修会の開催など、組織横断的に活動しています。

資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?

褥瘡委員として、難治性の褥瘡患者さんに関わる機会が多くあり、どうすれば目の前の褥瘡を治すことが出来るのだろう?と悩んでいました。また、同じような創部でも治り方に差があることがとても興味深く、創傷やスキンケアのメカニズムをより詳しく知りたいと強く思ったことがきっかけでした。

認定看護師を目指している皆さんへメッセージ

認定看護師教育過程では、専門分野の学習だけでなく、看護とはなにか?ケアとは?指導するとは?といった看護師として備わっておくべき基本的な能力を改めて見直すことが出来ます。また、研修期間8か月の間で同じ志をもったかけがえのない仲間を得ることができ、修了後も全国で活躍する同期と情報共有することで幅広い看護実践につながっています。看護師として人間としての成長は保障されているので、目指そうと思った初心を大切に頑張ってください!!

手術看護認定看護師川嵜 文義

認定分野と活動内容を教えてください。

認定分野は「手術看護」です。
現在は手術室師長として管理業務を行うことがほとんどですが、看護実践を行っているスタッフの指導、相談、また、院外活動をはじめ院内の周術期看護の充実へ貢献できるような研修の開催や相談などの活動を行っています。

資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?

手術室で勤務するなかで、自分自身の手術室看護師としてのレベルアップを図りたい、というのが最初のきっかけです。しかし、手術看護認定看護師というものを詳しく調べていく中で、日々実践している看護に関わる知識を得ることができるだけでなく、リソースナースとして、指導や相談など手術看護を良くしたい、という思いに携わることができる、ということを知ったのが決めてでした。

認定看護師を目指している皆さんへメッセージ

手術看護は、何も起こらない、起こさないのが当然である、と言われるように、活動することで目に見える成果が得られる、というものではないと思っています。しかし、周術期に関わる全てのスタッフと患者さんが、同じ目標を共有し行動するための調整役であるという部分で、認定看護師の視点が発揮されるのではないかと思います。取得のための6ヶ月の研修は、周りの方の理解や協力が不可欠であり、また、たくさんの仲間を得ることができます。資格取得はスタートです。ぜひ頑張って挑戦してください。

訪問看護特定認定看護師岩川 圭子

認定分野と活動内容を教えてください。

在宅ケア分野:呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連、ろう孔管理関連、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連。ご自宅で療養生活を送っておられる方、これから在宅療養を始めたいと考えている方やご家族に対して、病気や障害と上手く付き合いながら安心して過ごせるよう、必要な医療やケアを行うことが役割です。認定に特定行為研修を修了したことで、在宅分野に特化した知識・技術力と高いアセスメント力に加えて、臨床推論力・病態判断力が強化され、より実践力が高まりケアに還元できています。

資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?

利用者さんやご家族にとって特定認定看護師は特別なものじゃない。日々やっているケアの積み重ねが大切。基本に忠実に安全な医療行為を行い、細やかで丁寧なケアを行う。知識と経験に加えて医療の中のルールを守ることが絶対の条件。認定も特定も利用者さんや家族のために、まだ何かできることがあるんじゃないか?という思いから学んだ結果。轍ができるように数年後に跡が残っていたらいいなぁと訪問看護を続けている毎日です。

認定看護師を目指している皆さんへメッセージ

4月からは在宅領域にも質の高い訪問看護に向け、専門性の高い看護師による訪問などに多くの評価がなされました。訪問看護での特定看護師の成果としては、専門分野の新規利用者さんの増加や通院回数の減少による利用者さんやご家族の負担軽減や満足度向上につながっています。学んだことは決してムダにはならないので、ぜひ訪問看護師の皆さんにもチャレンジしてほしいです。

「地域と共に」

生きる私たちと人が集まる
病院を作りませんか?