大腸CTC検査

大腸がんを早期発見するために

40歳を過ぎたら、気軽に受けられる「大腸CT検査」を

食生活の変化などを背景に、患者数が急増している「大腸がん」。従来、大腸内視鏡検査を定期受診しなければ早期発見は困難とされていたが、近年は新しい検査法として、「大腸CT検査」が注目されています。

大腸がんは、早期発見が大切

国内における「大腸がん」患者数が、顕著な増加傾向を示しています。自覚症状が非常に少なく、便秘症でなかった人が便秘がちになったり、下痢や血便が続いたり…といった自覚症状が現れた時には、がんの病期もかなり進んでいる恐れがあります。患者数が増え続ける一方で、早期発見できれば根治しやすい点も、大腸がんの特徴です。

検査時の苦痛が無く、短時間で終了する「大腸CT検査」

大腸がんを早期発見するには、大腸内視鏡検査を受けるしか方法がありませんでした。ただ、大腸内視鏡は、検査前に大量(約2リットル)の下剤を飲まねばならず、内視鏡を腸内に挿入する際、多少なりとも苦痛や羞恥心を伴います。特に、大腸に癒着や屈曲が強い箇所がある患者さんの場合、かなりの痛みを生じることがあります。このように検査を受ける人にとって大腸内視鏡検査はハードルの高い検査でした。そんな中で注目されているのが、大腸を炭酸ガスで膨らませて体外からCT装置で腹部を撮影し、内視鏡検査を行ったような3D画像を作成する「大腸CT検査」です。腸内に多少の便が残っていても問題ないので、多量の下剤を飲む必要がなく、内視鏡を挿入する痛みもありません。検査は10~15分です。気軽に受診できて、6mmほどの初期病変でも発見可能です。

検査前の準備が簡単で撮影そのものは10数秒

大腸CT検査は、まず肛門から直径5mm弱のバルーン付きチューブを5cmほど挿入し、バルーンを膨らませて抜けないようにします。そこから炭酸ガスを注入して大腸を膨らませ、あとは仰向けとうつ伏せでCT撮影を行うだけです。

40歳を過ぎたら2年に1度は信頼できる医療機関で検査を

九州では大腸CT検査を実施している医療機関は、まだまだ少数です。しかしながら、大腸内視鏡検査に苦痛を感じている方も下剤の量が少なく、検査時間も短く、羞恥心や痛みも少ない大腸CT検査なら負担が少なく受けられるかもしれません。40歳を過ぎたら2年に1度は、信頼できる医療機関で大腸CT検査を受けるようにしましよう。

大腸がんのリスク(チェックが2つ以上あれば大腸CT検査を!)

  • 40歳以上で大腸内視鏡検査を受けたことが無い
  • 近親者に大腸がんの羅患者がいる
  • 脂肪や肉類の高摂取
  • 便秘・便が細い
  • 喫煙歴が長い
  • 以前に大腸ポリープを指摘されたことがある