乳腺外科

「女性が安心して相談できる乳腺外科へ
    ―不安に寄り添う医療体制の見える化―」

乳房のことで悩んだら、
ひとりで抱え込まず、まずはご相談ください。

小さな違和感や不安でも大丈夫です。

ご挨拶

乳房のことで不安を感じたとき、ひとりで悩んでしまう方も少なくありません。
当院の乳腺外科では、乳がんの検診・診断から治療、治療後のケアまで、一貫して対応しています。
小さな不安でも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。

【1】安心して相談できる医療体制

当院の乳腺外科では、女性医師が診療を担当しています。
また、マンモグラフィや超音波(エコー)検査は、女性技師が対応し、プライバシーに配慮した環境を整えています。
落ち着いて相談できる体制づくりを大切にしていますので、安心してお越しください。

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【2】受診される方へ

乳房のしこりや痛み、違和感、分泌物などは、良性のこともありますが、早めの受診で安心につながります。症状がはっきりしない場合でも構いません。不安を一人で抱えず、まずはご相談ください。

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【3】このような症状・お悩みはありませんか?
  • 乳房のしこりや痛みが気になる
  • 違和感がある
  • 乳頭からの分泌物などの症状がある
  • 健診で二次検査が必要だと言われた

上記以外で、症状はないものの不安を感じている方もご受診いただけます。
また、豊胸手術後の乳がん検診についてのご相談にも対応しています。

早めに受診することで、不安が解消されるケースも少なくありません。
結果として異常がない場合も多く、受診が安心につながります。

診療内容

乳がん検診について

早期発見により、治療の選択肢が広がり、体への負担も抑えられる可能性があります。ほかのがんと同様に、乳がんも早期発見が重要であることは明らかです。早期発見にはマンモグラフィ検査がとても有用です。閉経前で乳腺密度が濃い場合には超音波検査が効果的な場合も多く、2つの検査を組み合わせると、互いの弱点を補うことができます。

不安がある方は以下もご覧ください

※マンモグラフィーの被ばく量

日本人が一年に自然に被ばくする放射線量は1.5mSV(ミリシーベルト)、ちなみに世界の平均は2.4mSVでブラジルのある地域では10mSVといわれています。これに対して、マンモグラフィーを年に一度受けた時の被ばく量はわずか0.1mSVと、東京―ニューヨークを飛行機で往復(0.19mSV)するよりも少ないのです。被ばく量について不安がある方にも、分かりやすくご説明します。安心してご相談ください。

※豊胸術後の乳がん検診

豊胸術でシリコンインプラントが入っている方は、乳がん検診を敬遠しがちですが、インプラントのチェックをするためにも、乳がん検診は必要です。なぜなら、豊胸術に用いたインプラントは、時間の経過とともに劣化して破損することがあります。インプラントが破損して内容物が被膜ポケット内に流れ出たまま長期間放置しておくと、次第に身体の組織のなかに浸み込んでしまい、重大な健康被害を招くことがあるからです。インプラントが入っている場所にもよりますが、豊胸術後でもインプラントに負担をかけることなく、安全にマンモグラフィー撮影を行えます。エコー検査で、乳腺とインプラントの両方を丁寧に観察しているので、インプラントに破損があれば簡単にわかります。

乳がん

乳がんの概要

乳がんは乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管から発生しますが、一部は乳腺小葉から発生します。乳がんの主な症状は、乳房のしこりです。ほかには、乳房にえくぼやただれができる、左右の乳房の形が非対照になる、乳頭から分泌物が出るなどがあります。
乳がんは、セルフチェックで見つけられないこともあるため、定期的に乳がん検診を受けることが大切です。乳房のしこりは、乳腺症など、乳がん以外の原因によっても発生することがあります。気になる場合には早めに受診をおすすめします。

乳がんの検査

乳がんの検査では、最初に、目で見て確認する視診と、触って確認する触診、マンモグラフィー、超音波(エコー)検査を行います。乳がんの可能性がある場合には、病変の細胞や組織を顕微鏡で調べて診断を確定します。また、乳がんかそうでないかを判断したりするためにMRI検査を行うこともあります。
超音波検査では、乳腺は白く、多くの乳がんは黒く写るため、マンモグラフィーで高濃度乳房とされる場合では、超音波検査の方が乳がんの発見に役立つことがあります。放射線による被ばくの心配がないため、妊娠中でも検査が可能です。
がんの広がり方や転移を調べるために、CT検査、MRI検査、骨シンチグラフィ、PET検査などの画像検査を行って治療方針などを判断していきます。

乳がんの治療

  • 乳房温存(乳腺部分切除)術

    腫瘍径が小さくて周囲への広がりもない限局性の早期乳がんであれば、乳房を全部切取る必要もありません。具体的にはしこりの周りに乳腺を1-2cmつけてくり抜く乳腺部分を切除し、術後に放射線治療を行うもので、乳房温存術と呼ばれます。わが国の乳房温存率は平均50~60%程度です(施設によってかなり差があります)。
    温存術の場合は、基本的に術後の放射線治療も行います。残った乳腺に放射線を当てて局所再発を防ぐためで、これによって局所再発率は約3分の1に減らすことができます。 
    ただし、がんの範囲やできた場所によっては、乳房を「温存」したからといって術後の整容性が十分に保てないこともあり(へこみやひきつれ等、変形することがあります)、「温存術」にこだわったばかりに、術後乳房の形に悩まされる結果となることもあり得ますので、術前に医師としっかり話し合うことが大切です。

  • 乳房切除術と皮下乳腺全摘術

    病巣の範囲が広くて乳腺部分切除が適さない(変形が明らかな)場合には、乳腺組織をすべて切除することになります。通常の乳房切除術は、乳腺と乳頭・乳輪を含めて皮膚を広く切除しますが、病巣が皮膚や乳頭に達しておらず、乳腺の中にとどまっていれば、必ずしも皮膚や乳頭・乳輪を切除する必要はありません。このように乳輪・乳頭や皮膚を残して乳腺だけを摘出する方法を「皮下乳腺全摘術」といいます。

  • 乳房再建術

    乳房は外表にあり、女性にとってとても重要な臓器です。がんを治す(根治性)だけでなく術後の見た目(整容性)も配慮した手術が求められ、内臓器のがん治療とは大きく異なります。
    乳房再建には筋肉など自分の組織の一部を使用する方法と、人工インプラントを大胸筋の下に留置する方法があります。筋皮弁を用いた再建はインプラント法に比べて手術の負担が大きく、入院期間も長くなる傾向があり、対応する施設も限られていたので、乳房再建のハードルは概して高かったようです。そんななか、2013年から乳房インプラントを用いた乳房再建が保険収載されたことで、乳房再建はぐっと身近なものになりました。

    通常の乳房切除では皮膚も一緒に切除するため、乳房再建するためには組織拡張器とよばれる風船を大胸筋の下に留置して、生理食塩水を注入しながら少しずつ皮膚と筋肉を伸ばしていき、後日インプラントと入れ替える手術を行います。

    さらに、医療用色素を用いた乳輪形成術(タトゥー)や、乳頭形成術で乳頭の再建を行うこともできます。乳頭の再建には皮弁を形成する方法と、対側乳頭を移植する方法があります。

    一方、前述した皮下乳腺全摘術では皮膚は温存されているので、がんの切除と同時にインプラントを用いた乳房再建を一期的に行うことが可能です。

    乳房再建について

  • インプラントの入れ替え

    インプラントの破損が見つかった場合は、新しいインプラントに交換する手術が必要です。必要に応じて、サイズや位置の調整を行います。
    全身麻酔の手術で、短期間入院していただいています。

  • リンパ節郭清(かくせい)(切除)

    乳がん手術の際に切除の対象となるのは、乳がんができた側の脇の下のリンパ節で、からだの外側から順にレベルI,II,IIIに分かれています。以前は乳がんのステージにかかわらず、リンパ節をできるだけ広範囲に切除していましたが、乳がんの転移はまずみはり番のリンパ節(センチネルリンパ節)に転移が起こり、それから次第に深い部位のリンパ節に転移していくことがわかり、現在ではセンチネルリンパ節生検をして転移が陰性だった場合には、リンパ節切除は省略されるようになりました。

  • 良性腫瘍に対する内視鏡手術

    比較的よく見る良性腫瘍には、線維腺腫、乳管内乳頭腫、葉状腫瘍などがあります。若い女性にできる腫瘍はほとんどが良性で、最も頻度が高いのは線維腺腫です。良性ですが時に急速に増大し、10cm以上になることもあります。
    線維腺腫は、乳がんと違って正常乳腺に浸潤しないので、腫瘍を包んでいる被膜ごと摘出すればまず再発しません。乳房の内側にできたものや、大きく育ったものは乳房皮膚の真上に手術の傷がつくので、整容性を著しく損なう場合があります。
    内視鏡手術では、腕で隠れる脇から12mmの小切開でアプローチします。内視鏡下に腫瘍だけをきれいに剥離して、パウチに回収して体外に出すので術後の傷が乳房上に全くつきません。

ご相談・受診について

まずはお気軽にご相談ください
  • 乳房のしこり、痛み、違和感などは、検査を受けて「問題ない」と分かるだけでも安心につながります。症状が小さくても、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

  • ご予約について(電話予約のみ)
    当院の乳腺外科は完全電話予約制です。受診をご希望の方は、事前にお電話にてご予約をお願いいたします。
    電話:092-632-3333
    お願い:できるだけ平日の14:00~17:00にご連絡ください。

  • 紹介状について(他院から受診される方)
    他の医療機関から受診される場合は、紹介状をご持参ください。検査結果や画像データをお持ちの方は、あわせてご用意いただくと診療がスムーズです。

  • 健診で「要精密」と言われた方へ(当院で対応可能)
    当院でも乳がん検診を行っており、健診で「要精密検査」と言われた方の受診にも対応しています。結果票などをお持ちのうえ、ご予約ください。

  • アクセス
    当院へのアクセスは、アクセスページをご覧ください。

  • 原田 由利菜 はらだ ゆりな

    専門分野 乳腺外科
    資格・認定・学会 乳腺専門医 外科専門医
    出身大学 宮崎大学
午前 午後
原田 原田
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原田 当番医
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