腎臓内科

ご挨拶

腎臓内科専門医が3名在籍!
さらに大学病院のバックアップで充実の体制

腎臓内科外来では、患者さんの病態やライフスタイルを考慮し、腎疾患の治療・管理を行っています。患者さんのライフスタイルを考え計画的に透析導入できるよう努めています。透析や内シャント作成への不安を解消するため、医師・看護師のチームワークによるカウンセリングを行うなど、患者さんの心理を充分考慮した外来診療に日々努力を重ねています。
患者さんの仕事やプライバシーを重視した透析スケジュールの作成が可能です。
HD導入時には導入時パスを用いるため、患者さんは治療計画を確認でき、スケジュール管理ができます。
内シャント作成においては、外科と連携を行い外観上の自然な皮膚の状態を維持できるよう考慮します。
透析室では、長時間の透析時間と個人のプライバシー保護を考え、各ベッドにカーテンを設置しています。透析液は、エンドトキシン濃度が測定感度以下の高度清浄化されたRO水を使用しています。

コロナ・感染症対策

腎・透析センター感染対策
  • 病院の入り口で職員が検温
  • センター入室時に検温結果確認
  • 待合やベッドの間隔も配慮
  • 感染対応の個室が在る
  • カーテン仕切りを活用
  • 処方箋はFAXで送り非接触に
  • 支払いはクレジットなど非接触

透析が必要な患者さんは、病気への抵抗力が弱っている方もいるため、コロナやその他の感染症への対策に特に気をつける必要があります。そこで当院では、様々な観点から感染対策を講じており、患者さんが安心して透析治療を受けられるよう配慮しております。
まず病院に出入りする全ての人に対して、職員が検温チェックをし、さらに腎・透析センターにて実施した検温結果を確認するWチェックを行います。その上で、個室やカーテン仕切りを活用して念入りの感染対策を行います。またベッド全面を覆えるカーテンも備えており、必要に応じた感染対策も可能です。
処方箋を薬局にFAXし、患者さんが車で行って薬を受け取ることができるシステムやクレジットカード・電子決済などによる支払いも可能で、非接触という形の対策体制も整えております。
日常生活においては、手洗いやうがい、手指消毒をしっかりとして、集団や密を避けることが基本です。また、しっかりと睡眠を取ることがとても大切です。そして1日に2回検温をして、発熱や異常があれば病院へご連絡ください。
通院の際にご自宅などで、発熱、喉の痛み、咳、鼻水など風邪のような症状、強いだるさ、息苦しさ、味覚・嗅覚の異常、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢など体調不良の症状がある方は、必ず病院へ来られる前に、お電話していただけますようお願い致します。

透析患者さんの「短期リハビリ入院」が可能
機能回復や栄養状態の回復で、予後の安心な生活のために

当院では、透析患者さんが2~3週間の短期間でリハビリ入院が可能です。その目的は、リハビリで機能回復すること、食事指導を受けて栄養状態を改善すること、入院の間にご家族に休養してもらうことも兼ねます。
例えば、最近足腰が弱ってきた、糖尿病で食事指導を受けるがうまく自分でコントロールができない、もっとリハビリをしてスムーズな日常生活を送りたいなどのニーズにお応えします。医療保険も適用可能です。
また、介護をする方が病気になったり、冠婚葬祭や旅行などの際にもご利用できます。他にも3か月に1回とか半年に1回など定期的に時期を決めて入院を計画されることも可能です。
通院するのがキツイと感じて来られた方も、身体の衰えを覚えてきた方も、短期間の集中的なリハビリテーションや栄養指導でしっかりとケアすることで、健康寿命を延ばし快適な生活を送りましょう。

要介助の方でも送迎サービスで受診可能な「外来透析」
車いすやストレッチャー付きで、介助者も一緒に訪問してご自宅まで送迎に参ります

外来透析を受けられる場合、ご自身にて車や公共交通機関を使って、通院できなければ透析が受けられないと思っていませんか?
当院では、要介助の方も外来透析を受けることができます。車いすやストレッチャー対応の車両を多く所有しており、介助ができるスタッフと一緒にご自宅まで送迎にお伺いできるので、安心して透析を受けていただくことが可能です。
歩行に見守りが必要な方、移動に介助が必要な方など、介助者が送迎車への乗り降りや、透析を受ける場所までのお手伝いをいたしますので、お気軽にご相談ください。

当院の透析の強みのひとつ「透析リハビリテーション」

透析治療中の方の体力や筋力が60%低下する傾向があります
「透析のリハビリテーション」で体力や筋力をつけて、快適な生活と健康寿命の延伸を図ります

透析治療を受けられている方は、過去の調査で体力や筋力が低下する傾向があります。例えば、最高酸素摂取量(体力の目安としてよく用いられる指標)は同年代の健常者の60%にまで落ちていると報告があり、同時に筋力なども低下傾向にあることが分かっています。
特に糖尿病の合併症(神経症や網膜症など)を抱えている方は、リハビリテーションをしっかりと行うことで、体力や筋力を養い快適な生活を続けることが可能です。
きちんとリハビリテーションやトレーニングを行うことで、体力や筋力が改善することは確認されており、さらに、末梢血管疾患に対しても、国際的ガイドラインであるTASKⅡで初期治療の一環として、監視下での運動療法をすべきであるとされているなど、運動療法の有効性が示されています。
これらのことから、当院では「透析のリハビリテーション」に力を入れており、透析患者さんの健康寿命の延伸を図りながら、いつまでも元気で過ごしていただけるよう支援しています。

診療内容

血液透析、オンラインHDF、腹膜透析、シャント作成、再建術、PTA、ステント挿入

透析外来スケジュール

午前(月曜~土曜まで) 8時30分~15時00分
午後(月曜~土曜まで) 14時00分~22時00分

透析ベッド数39床(スケールベッド)

  • 腎透析科部長江里口 理恵子 えりぐち りえこ

    資格・認定・学会 日本内科学会認定内科医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本透析学会透析専門医 日本腎臓学会腎臓指導医 医学博士
    出身大学 鹿児島大学 医学部
    一言コメント

    腎臓内科医師として患者さんのお力に少しでもなれる様、頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

  • 長谷川 祥子 はせがわ しょうこ

    専門分野 腎臓内科
    資格・認定・学会 日本透析医学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓学会腎臓専門医 医学博士 日本腎臓学会腎臓指導医
    出身大学 長崎大学 医学部
    一言コメント

    外来や入院といった日常の診療において、検査結果や治療方針のご説明は現状や今後の展望を分かりやすくイメージしやすいようにお伝えしようと努めています。

  • 園田 有理 そのだ ゆり

    専門分野 腎臓内科
    出身大学 佐賀大学 医学部
午前
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江里口(電話予約)
園田
長谷川
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